新保 智也

父が経営する会社にUターン就職して10年経ったとき、父が急逝したんです。いつか経営者として会社を継ぐことは考えていたのですが、こんなに早く来るとは思ってもいなかったですね。その時に強く思ったのが、同年代の経営者とつながりを持ちたいということでした。当時既に青年部への誘いはあったのですが、正直本業が圧迫されないかな、という不安がありましたね。それでも取引先の先輩たちなどが所属していたので入会してみました。

まずほっとしたのは、青年部活動は「自社あっての活動」という考えなので、本業を優先させてもらえるのはありがたいことですね。それに思っていたより大変じゃないというか、むしろ楽しい！と思いました。相当ネガティブにとらえていただけかもしれません（笑 入会してさまざまな経験を積むことができましたが、令和2年度では会長として、多くの会社経営者でもある青年部メンバーたちの意見をまとめるという貴重な経験もできました。

青年部に入会してもう一つ気づいたことが、三条というまちが好きな人が本当に多いことですね。皆さん一人ひとりが、地域のために活動しているんです。私も青年部活動を通じて三条という街をより知ることができ、また好きになりました。そしてもっともっと盛り上げたいと思いますし、次の世代にこの想いを繋げていきたいと思うようになりました。私の息子はまだ気づいていないようですが（笑 私の背中を見て、いつか分かってくれるんじゃないかな。