燕三条広報

燕三条広報委員会

三条YEGメンバーの物事を楽しむ感度の高さに驚き、自分もアンテナを張って様々な活動に参加し、自分の力に変えていくことの重要性を実感しました。

燕三条系の委員会は燕三条地域の産業や伝統の発信・発展を目指す委員会です。時に海外事業などを担当することもあり、注目を集めています。2024年度委員長の斎藤恵さんと、それを引き継ぐ2025年度委員長の池田雄一さんに三条YEGの活動や魅力について語っていただきました。

田中(インタビュアー) まず、池田委員長に三条商工会議所青年部(以下 三条YEG)に入会されたきっかけを教えていただけますか? 

池田:  前職は看護師をしていたので、職場である病院では専門職同士の関わりが中心でしたが、三条YEGには様々な業種の社長や後継者の方がいらっしゃいます。そのため、聞ける話のジャンルが非常に幅広く、情報量の多さには日々、圧倒されます。大変だと感じることもありますがすごく勉強になりますし、人との繋がりも格段に広がりました。三条YEGに入って視野が広がったと実感しています。同じ製造業はもちろん、全く違う分野で活躍されている皆さんのお話を聞いていると、もっと頑張ろうと刺激を受けます。

田中: ありがとうございます。では斎藤前委員長、2024年度のことをお聞かせください。斎藤前委員長が企画されたTsubame Sanjo day(以下 TSD)をやりたいと思った経緯やきっかけは何だったのでしょうか?

斎藤: 三条YEGに入会した当初から、燕三条の企業や製品の素晴らしさをもっと地元の人たちに知ってもらう機会を作りたいと考えていました。私はカメラマンとして多くの燕三条の企業や工場に撮影や取材で入らせてもらう中で、素晴らしい技術や、「こんな製品まで燕三条で作っているんだ!」という気づきを多く得てきました。しかしそれを友人などに話すと意外と知られていないことが多く、「もったいない」とも感じていました。私たちの世代が地域の魅力を知らないと、子どもたちの世代にも伝わりません。そこで、単なる展示会や見本市とは違い、燕三条の企業・個人・地域が繋がれるようなイベントを通じて、燕三条をより深く知ってもらうきっかけを作りたかったという想いがきっかけです。

田中: 斎藤前委員長は、TSDを通じて地域との繋がりを実感されたそうですが、それはどのような点でそう感じましたか?

斎藤: TSDの出展募集で、初回のイベントということもあり60コマ埋めるのは難しいのではないかと言われていました。しかし三条YEGの現役会員だけでなくOBの先輩方が応募してくれたり、他の青年団体の方や組合の会員同士でお声をかけていただいたおかげで60コマが全て埋まり、池田委員長の会社が何十年ぶりの展示会出展先に選んでくれたりと、嬉しいも多くありました。また市内の高校、大学の方からも出展いただき、「生徒にこういう地域の人と関わるきっかけをくれてありがとうございます。また来年もお願いしたい」との声はやって良かったなと実感しました。イベントとしてはまだ至らぬ点も多かったですが、地域の人に地域の良さを再認識してもらえたのかな、と感じています。

田中: 斎藤前委員長は、委員長時代を振り返って学びに繋がったことはありますか?

斎藤: 委員長時代を振り返って思うことは、自営業の癖で一人で抱え込み、人を頼ることに難しさを感じました。結果的にワンマン運営になりがちで、メンバーを十分に巻き込めず、委員会メンバーには本当に申し訳ないことをしたなと思っています。一方で、人を頼ることの大切さを学べたのは大きな成長に繋がったと感じています。

本来であれば私の委員会は2つの事業をする予定だったのですが、計画が間に合わずもう1つの事業をやることはできませんでした。やりたい気持ちは強かったですが、周囲からの助言もあり無理せず「今回は見送る」と決断しましたが、委員会メンバーと一緒にギリギリまでどうやったらこの事業を実施できるのかと考えていた時は委員会としても団結できていたのではないかと思います。多くの失敗もありましたが、「やらない」という選択肢もあること、自身の委員会活動を通して「出来たこと」に目を向けられるようになったこと、全てが貴重な経験値になるのだと実感できた1年でした。

田中: 周囲のサポートがあって乗り越えられたんですね。熱意が伝わってきます。池田委員長は2025度の委員長に就任されましたが、率直な気持ちを教えてください。

池田: 三条YEGに入って1年経たずに委員長を任せていただきました。自分で大丈夫なのかという不安は正直あります。しかし、山田会長からリスクのある中で指名していただき、1年間走り切ろうと決めました。また、委員会には委員長経験者もいるのでとても心強いです。迷惑をかけることもありますが成長の機会と捉え、みんなの胸を借りて楽しんで挑戦していこうと思います。

田中: 池田委員長が2025年度の委員会活動で特に力を入れたいことは何ですか?

池田: 海外事業とカジレンジャーです。海外事業では、燕三条のPRだけでなく、現地の食べ物や文化に触れたり、行けなかった委員会メンバーや青年部メンバーにも見てもらえるようにDiscordで配信するなど、会員全員が楽しめる「余白」の部分も大切にしたいです。カジレンジャーは、Instagramのフォロワーが1,000人を超え、燕三条を代表するコンテンツだと思っています。今年は委員会メンバーで交代しながらカジレンジャーショーの出演に挑戦し、もっとアクティブに出演依頼に応えられるような体制を作りたいと思っています。

田中: 三条YEG活動を通じて、成長を実感した場面はありますか?池田委員長は「僕らの林間学校」が印象的だったとか。

池田: 「僕らの林間学校」は、昨年の総務委員会による会員内での交流を目的とした事業でした。”大”の大人たちが食材の買い出しから調理など本当に真剣に取り組む姿に感銘を受けました。皆で協力し、誰もが精一杯楽しんでいるんです。どの班も真剣で、誰一人として輪から外れることなく参加していました。三条YEGメンバーの物事を楽しむ感度の高さに驚き、自分もアンテナを張って様々な活動に参加し、自分の力に変えていくことの重要性を実感しました。会社だけでは体験できない、貴重な機会でした。

田中: お二人にとって、三条YEGの一番の魅力とは何でしょうか?

斎藤: 私にとっての三条YEGは「自社だけではできない経験をさせてもらえる場所」です。特に私のような自営業の方には「一人ではできない、三条YEGだからやれる」という経験ができる場所だと思います。一人では動かすことのできない予算や人に助けてもらい、仲間と失敗を恐れずに思い切ったチャレンジができます。また、経験豊富な経営者の方々をまとめ、委員長として指示を出すという経験も大きな魅力です。これは一人で仕事をしているとなかなか経験することは出来ないと思います。

池田: 私は「挑戦できる場所」だと感じています。三条YEGのメンバーには視野が広く、意識が高いメンバーが多いと感じました。共に活動し、見るべきこと、考えるべきことを共有すると、自分の視野や意識では考えつかないことが多く感心させられます。これからの活動を通して自分もその視点に近づける気がしています。委員長就任もそうですが、挑戦を通じて成長できる、貴重な機会を与えてくれる場所です。

田中: 最後に、入会を迷っている方へメッセージをお願いします。

斎藤: 大人になってから同じ目的のために切磋琢磨する仲間ができる機会ってなかなかありませんよね。多様な価値観に触れ、貴重な体験ができるのも三条YEGならではだと私は感じています。私も入会になかなか踏み出せませんでしたが、今となってはもっと早く入ればよかったと思います。迷っているなら、まず入会してみてはどうでしょうか?46歳までと期間も決まっていますし、その前に自分に合わなければ辞めてもいいと思えば少し気楽に入れそうではありませんか?是非、入会をお待ちしています。

池田: 三条YEGには様々な境遇の人がいるので、きっと自分と重なる仲間が見つかるはずです。私自身、娘婿という立場の同じような仲間と出会い、孤独感が和らぎました。目標ができたり、成長に繋がることも多いです。まずは気軽な気持ちで入会して、試してみてはいかがでしょうか。

 

インタビュー:田中
執筆:池田
撮影:諸橋

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