交流渉外

交流渉外委員会

この企画をやったおかげで燕三条地域が盛り上がったよねって言ってもらえるような余波が続く企画ができたらいいなとは思っています。

地域活性化のため地域イベントへの参加やプロジェクトを通じ三条YEGと地域との交流を促す交流委員会。地域との関わりを深めることに注力した2024年度委員長の泉田敏也さんと、そのバトンを渡された2025年度委員長の三浦佑太郎さんへのインタビューです。

諸橋(インタビュアー):三条商工会議所青年部(以下 三条YEG)に入会したきっかけを教えてください。まず、泉田さんからお願いします。

泉田:もともと新潟市東区に住んでいて、そこで会社員として会社勤めをしていました。その後、行政書士という資格で個人事業主として独立を決めるにあたり、元々の知人を頼って三条市に拠点を移す決意をしました。新潟市から通うこともできたんですが、自ら退路を断つというか、後戻りできないように家を購入し三条市に引っ越し、もうこの道しかないぞという状況に追い込んで三条市に来たタイミングで、その知人から「お前のことは三条の社長さんは誰も知らないんだから、まずは顔を覚えてもらえ!」ということで、入会したというのがきっかけです。

諸橋:実際に入会してどうでしたか?

泉田:いや、最初は全然馴染めなくて(笑)。もう知らない人ばっかりだから。

ビジネスにも繋がらないなと思い始めたんですけど、会費も納めてるし、仕事だと思ってというかどちらかというとビジネスライクな感じで、ちょっとスカしてたかもしれないです。「あー、三条ってこんな感じね」みたいな(笑)。

それでも足繁く通っていたんです。通ってたらだんだん話せる人が増えていって、役も任せてもらえるようになってきたら「ひょっとしたらちょっと面白いかもな」っていう風になって、乗せられて委員長まで引き受けてしまったという感じです。

諸橋:ちなみに泉田さんは入会、何年目で委員長を頼まれましたか?

泉田:入会して4年目です。

諸橋:ありがとうございました。次に三浦さん、三条YEGに入会したきっかけを教えてください。

三浦:私は地元が新潟県じゃなく、移住して三条に来ました。燕三条に来たきっかけは勤めている会社の拠点を新規で立ち上げるためだったので、全く知り合いはいませんでした。

三条に来るにあたり当時、三条YEGの会長だった結城さんに「企業さんと知り合いをいっぱい作りたいんですけど、どうしたらいいですか?」と相談したところ「青年団体があるよ」と、アドバイスをもらいました。その時、三条YEGだけでなく他団体もいろいろ紹介してもらい、自分のやりたいことが三条YEGのイメージと近いのかなって思ったことと、結城さんが当時、会長だったこともあり入会を決めました。

最初は仕事の繋がりを作りたいなっていう下心みたいな感じだったんですが、実際に入ってみたらそれだけでなく純粋に楽しいなというか、人との繋がりがすごいできたっていうのがすごく大きかったです。

諸橋:仕事も人との繋がりもできたということですね。

泉田さんは昨年、1年間委員長として活動してみて、特に印象に残っている事業や出来事は何かありますか?

泉田:昨年の11月に行った「ため池の水全部抜いてみた大作戦」です。三条市内の小学生を対象に下保内のため池の水を抜いて、生き物調査をしましょうという企画をやったんですが、なかなか自然相手なので思うようにいかなかったです。当日は天気が良かったのですが前日の雨で池の水が思うように抜けず、計画では池の中に入る予定でしたが水位が高くて危険とのことで断念しました。ですが、急遽アドリブで池の周りの散策に切り替えました。そうしたら、当日の夜、私の携帯に千葉から嫁いで来られた女性から「何年も三条に住んでいるけど、こんな近くにこんな素晴らしい場所があるなんて知らなかった。こういう機会を通じて、自分にとってのもう一つの故郷である三条への郷土愛が深まるきっかけを与えてくださって、ありがとうございました」と、お礼のメッセージをいただいたんです。それは素直に嬉しかったですね。

諸橋:とてもいい企画になったんですね。この企画をやりたいと思ったきっかけはどのようなものでしたか?道具も自前で色々と持ってこられていましたが。

泉田:単純にテレビ番組を見て、自分もやってみたいなと興味があったんです。なるべくお金を使わないようにしなきゃいけないから、自分が持ってる道具、魚を入れる水槽とか自分で自前です。

鯉とかブラックバスがたくさんいるという話だったんですが、全然見当たらなくて。外来種駆除も想定して、予め業者さんに処分の見積りを出してもらっていましたが、何もいなかったです(笑)。

諸橋:では次に三浦さん、委員長に就任したときにどのように感じましたか?委員長になる前と比べて何か変化がありましたか?

三浦:三条YEGに入って3年目で委員長を任せてもらい、年齢的にも若いし経験が浅い自分で大丈夫かなという不安は正直あります。その反面、指名してもらったという感謝もありますし、委員長経験者が委員会メンバーに入ってくれていますので、とても心強いです。迷惑をかけることは多いとは思いますが、まずは楽しんでやっていけたらなという感じで頑張りたいと思います。

諸橋:なるほど。例えば三条まつりや凧合戦など例年、活動している事業もあると思いますが、その他にこんなことをやってみたいなどの事業の構想はありますか?

三浦:正直、まだノープランですが、この企画をやったおかげで燕三条地域が盛り上がったよねって言ってもらえるような余波が続く企画ができたらいいなとは思っています。

数年経ってもやって良かったよねと言われるような企画になったら嬉しいです。

諸橋:それは楽しみですね。では泉田さんへ質問です。昨年1年間、委員会を運営する中で大変だったことや、工夫したことはありますか?

泉田:入会のきっかけにも通ずるところがあるんですが、私は去年の委員会の中では最年長でした。周りを見渡せば社長さん、もしくは要職に就かれてる人ばかりで委員会の仕事をお願いしたりするのがとても恐縮しました。本来であれば委員会として機能しなくなるので、自分で出来ることでも割り振らないといけないんですけど、それが気持ち的に難しかったです。

諸橋:お一人で仕事をされている方はそういう苦労も経験になりますね。その苦労を知っている泉田さんが委員会メンバーにいるのは三浦さんにとってはありがたいですね。

三浦さんは今後、委員長としてメンバーの関わり方や雰囲気作りで大切にしたいことはありますか?

三浦:楽しくやりたいなというところが一番にあります。メンバーには年上の社長さんたちが沢山いて、お願いするのは恐縮するんですけど、メンバー全員に1年後にやって良かったねって思ってもらえるような委員会にしたいです。絆が深まるような委員会にできたらなとは思ってます。

諸橋:年上が多いと、どうしても気を遣ってしまいますか?

三浦:気を遣っているのは多分私だけで、別に皆さんはそんなこと気にしていないと思います。皆さん、年下の自分の拙い話でも真摯に聞いてくださるし、サポートしてくれるのもありがたいです。

泉田:周りは経営者としては大先輩だから恐縮するけど、委員長のことはみんなでサポートするのが委員会メンバーの役目なのはみんながわかってくれているので心強いと感じる場面は多いと思うよ。

諸橋:次に泉田さん。委員長を経験した上で成長したことや、自社業に生かせたこと、地域のつながりを感じたエピソードはありますか?

泉田:私自身が個人の事務所ですので、リーダーの立場で取りまとめるみたいなのはなかなか経験していませんでした。人をまとめて何かを作り上げていくというのはすごく難しいなと身をもって体感できましたし、必ず今後の自分のキャリアにプラスになると思います。

私はもう今年で卒業ですが、燕三条地域の第一線で活躍されている皆さんと苦楽を共にするような経験ができたのが、やっぱり一番の財産かなと思います。ちょっとふわっとしてますが、そこに一番の価値があるんじゃないかなと自分では思ってます。

諸橋:卒業までに委員長を経験できて良かったと感じましたか?

泉田:そうですね。46歳で卒業という年齢制限があるので、「今だけですよ!」とかそういう押しに自分は弱いんですよ、限定みたいな(笑)。

諸橋:自分も委員長を経験しましたが、やった人しかに分からない経験値みたいなものがありますね。

泉田:そうかもしれません。本当にやってる最中はなんなんだよ!って思ったことは正直ありましたけど、やっぱりいろんな人との出会いに繋がったし、やって良かったと思います。

諸橋:三浦さんも1年後にはそんなふうに感じるかもしれないですね。三浦さんは入ってまだ3年目ですが、三条YEGに入って成長を感じた場面はありますか?

三浦:1年目、2年目ともに委員長に恵まれたなと思います。タイプが違う2人の委員長だったので、こうやって委員会を回していけばいいんだな、チームを動かすってこういうことだなというインプットの面で大きかったです。アウトプット的なところで言うと、昨年から燕三条 工場の祭典(https://kouba-fes.jp/)に出向で行かせてもらい、すごく大きな経験値を得ることができました。昨年度から燕と三条の両YEGが工場の祭典を運営をするというゼロイチのフェーズから関われて、そこでリーダーという役職を頼まれましたがチームメンバーもよくわかんない、どうやってチームを動かせばいいのか分からないというところからのスタートだったので自分自身、すごく成長を感じています。チームビルディングや事業を組み立てるのはとても大変でしたが、とても楽しめたし本業にもこの経験は生きたなと感じています。

諸橋:工場の祭典のリーダーで経験値を積んでからの委員長なので、さらに楽しみな1年になりそうですね。

三浦さんの委員会で一番、直近の企画はなんでしょうか?

三浦:まずは5月にある三条まつりへの参加になります。これは企画書も通ったので一安心しているところです(笑)。

あとは凧合戦も私の委員会の事業となるので多くの方に白朗会として参加して欲しいです!

泉田:白朗会って一昨年、青年部で作った凧組です。ただ、参加者が少ないのが悩みの種です。青年部の皆さんも以前から所属している凧組がある人が多くて参加メンバーは通年、募集している感じです!

諸橋:最後に今、三条YEGへの入会を迷っている人へメッセージをいただけますか?まずは三浦さんから。

三浦:自分は最初、仕事に繋がるかなと思って参加しましたが、今ではどちらかというと人との繋がりにすごく価値を感じています。地域の人と繋がりたい、まちづくりに関わりたい人はぜひ参加したら楽しいと思うので入会をお待ちしてます!

諸橋:ありがとうございます。では、泉田さんお願いします。

泉田:自分が入会してからのことを振り返って、初めはちょっと消極的な理由だったとしても、きっかけはなんでもいいと思うんです。それこそビジネスマッチングでも、仲間を増やしたいとかでも。入会してみて、はじめはとっつきにくいと思うこともあると思いますが、自分が所属している委員会や他の委員会の事業に行っていれば友達も増えるし、楽しくなるっていうのは自分が経験したので、迷っている方がいれば勇気を持って入ってもらうのが一番いいんじゃないかなと思います。

インタビュー・撮影:諸橋・浅野
執筆:浅野

TOP
TOP