ものづくりの魅力を伝える土産物屋「燕三条商店」

委員会がスタートした4月、結城会長からもらったお題は「燕三条の魅力を伝える事業」でした。

燕三条の魅力って何だろう?からのスタート

燕三条の魅力について多くの人に話を聞いていく中で、結城会長の「燕三条の魅力は自分がいること」という意見を聞いて、なるほどなと。他地域と比較して考えるといろんな条件が見えてきますが、燕三条地域を形成しているのは間違いなく「ひと」なんだなと考えるようになっていきました。さらに、自分が燕三条で好きな「何でも作れる」ところ、小規模分業制で「ものづくり」をおこなっているところをプラスして、職人さんに注目しました。

土産物屋になった経緯

次は、どんな人に伝えようか。燕三条地域の人に伝えたいのか、子供たちなのか、それとも外部の人なのか?SNSなどインターネットを見ていると、いろんな人たちがいろんな角度から情報発信をし、地域の特色として来訪者数が多い現状にあります。なのに「燕三条っていいよねー」、「燕三条好きだわー」って話はあまり聞きません。じゃあ既に接点がある人に、燕三条のファンになってもらえるような伝え方にしよう!各企業の製品はたくさんあるけど、地域のお土産になるような商品も、お土産物屋もないからお土産物屋から作ってしまおう!と思って出来たのが、ものづくりの魅力を伝える土産物屋「燕三条商店」でした。

職人さんの想いや技術が伝わるキーホルダー

燕三条市の企業さんにお願いしてものづくりに携わるひと・職人さんの顔が見えるように普段、現場で働く職人さん企画開発のもと、お土産物の定番「キーホルダー」を作ってもらうことにしました。売り上げも直接職人さんに入るようにしました。普段は何に使うかわからないものを作っていたり、自社商品でも他者が開発したものを作っていることが多い職人さんに、改めてものづくりの楽しさ、ワクワク感を感じていただければいいなという狙いもあります。

製作に熱が入って納品が遅れたり、納品した後も改良を繰り返す方がいたり。狙い通りといっていいのか職人さんたちが楽しんでキーホルダーづくりに取り組んでくださいました。燕三条商店をきっかけに自社商品として販売される企業さんも出てきて、企業さんにとっても良い機会になったと思います。

1月14日新潟ふるさと村、21日道の駅国上で販売

1月9日に職人さんとプレスの方をお招きしてお披露目会を行いました。取材していただいた県央ドットコム様、三條新聞様、新潟日報様、誠にありがとうございました。この記事をご覧いただいたお客に多くご来店いただき、1月14日新潟ふるさと村、21日道の駅国上の2日間で合計75個を売り上げることができました。

今後の燕三条商店

2日間だけのイベント販売でしたので、燕三条ファンが増えたかと言われればまだまだだと言わざるを得ません。しかし、楽しんで製作してくれた職人さんや、ご来店していただいたお客様も数多くいらっしゃったので三条商工会議所青年部は単年事業ですが、これで終わらせずに今後は違った形で「燕三条商店」を継続していこうと企画中です。

どこかで見かけた際には、新たな職人さんのご参加、ご来店お待ちしておりますので、「燕三条商店」をよろしくお願いいたします。

一緒に事業を企画したいYEGの仲間も募集中です!

魅力発信委員会委員長 安達拓未

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