8月19日、20日の2日間、三条YEGとしては初のアメリカでの海外事業が実施されました。テーマは、“共存と再興”で、三条市の主要産業である鍛冶と造園を融合した新しい産地プロモーションに挑戦しました。
会場は、ニューヨークのブルックリンで、日系企業の店舗や日本食のレストランが多数出店し、日本文化を発信するジャパンビレッジという施設で、まさに今回の事業にふさわしい場所での開催となりました。
会場内では、造園技術を生かした大規模な庭園に、プロジェクションマッピングと鉄の廃材を融合したアート展示をメインに、燕三条製品の販売、苔玉づくり、包丁研ぎのワークショップを行いました。
残念ながら、私自身は渡航が叶わなかったのですが、2日間の開催で、4500人を超える来場があり、多くの方に燕三条地域の造園と鍛冶の魅力を感じ取っていただけたと聞いております。またニューヨークの方々の興味関心がどこにあるのかをリサーチできたことは今後の海外事業を展開する際の参考になるのではないでしょうか。
現地で参加したメンバーからも事業の手応えを伺っており、今後の産地プロモーションの可能性が見える事業となったと思っております。
また今回の事業では鍛冶と造園、二つの産業を組み合わせた事業になっており、今までの青年部の取り組みの中でも珍しい組み合わせの事業になりました。
この二つを組み合わせた事業をニューヨークで開催できたことは三条の産業をPRする意味で大きな価値があると実感しています。
ただ初のアメリカ開催ということもあり渡航先でのスケジュールや段取りの詰めがあまく現地での対応に追われ苦労したので次回の事業に生かしていきたいと思います。
青年部としての海外事業は毎回大きな価値のある事業だと考えていますので、今後も燕三条や青年部のPR、知名度の向上のために積極的に参加したいです。
三条商工会議所青年部 燕三条発展委員会
委員長 諸橋 良祐